数あるチェック柄の中でもつねに人気が高いギンガムチェックシャツ。カジュアルスタイルからシックな雰囲気まで、少し可愛らしさをプラスできるユーティリティアイテムとして数枚持っていると重宝しますよね。
そんなメンズギンガムチェックシャツの着こなし術を「色」をテーマにご紹介します。
そもそもギンガムってどんなチェックなの?!
ギンガムチェックは、織り模様でつくられたシンプルな格子柄です。
最近では白が入っていない、正方形ではない、大きな格子などいろいろなギンガムチェックもつくられるようになりましたが、一般的には白と他の色の組み合わせ、縦横の幅は同じ、格子は比較的小さいなどがギンガムチェックの特徴と言われています。
では、もっとも有名なギンガムチェックって何でしょうか。
「オズの魔法使い」の主人公ドロシーの青と白のワンピース、と言ったら頭に思い浮かぶのでは?
またギンガムチェックを愛したことで有名なのがフランスの女優ブリジット・バルドーです。
ピンクのギンガムチェックのウェディングドレスを彼女が2度目の結婚式で着たことで、ギンガム人気に火が付いたと言われています。
基本編!チェックの1色と同じ色のボトムを選ぶ
ギンガムチェックの着こなし術、まずは基礎編です。
ギンガムチェックは2色以上の組み合わせでできていますから、その中の1色を選んでください。たとえば白と青のチェックなら「青」など。その選んだ1色と同じ色のボトムを合わせる、というテクニックです。
実にカンタンですがポイントがあります。「できるだけ同じ色」にすることです。「同系色」ではなく「同色」にするのです。実は青と言っても青紫から青緑まで色味の幅があります。
またダークブルーからライトブルーまで明るさの幅もあります。
この2つを意識することが同色を見つけるコツです。
「同じ色だな」と感じるものをいくつも並べて見比べてみると、だんだん色味や明るさの違いが「見える」ようになってきます。
服選びが苦手な男性も条件が絞られるだけで驚くほどラクになるもの。とにかく「同じ色」を探してみてください。今持っているパンツに合わせようと、その色が含まれたギンガムチェックシャツを探すというのももちろんOKです。
またチェックの2色それぞれに合わせたパンツを持っておけば着回しにバリエーションができますね。